2025年10月、INNOOVはスペイン・バルセロナで開催された Atlassian Team ’25 Europe、およびアメリカ・ニューヨークで開催された Intercom Pioneer 2025 に参加いたしました。
両イベントでは、AIを中心とした次世代のチームコラボレーションと顧客体験に関する新発表が多数行われました。
本記事では、それぞれの主要ポイントを簡潔にまとめてご紹介します。
なお、10月31日(木)12:00よりオンライン報告会(参加無料) にて、詳細内容を共有いたします。ぜひご参加ください。
Atlassianは今回、「AI-Native」「Developer Joy」「Unified Collaboration」 をキーワードに、多数の新機能を発表しました。
主なアップデート内容:
• Customer Service Management(CSM) の一般公開
• Rovo Dev / Rovo Ops による開発・運用領域のAI統合
• Confluenceの高速化 と AI文書生成支援(Create with Rovo)
• AI-Native SDLC(Software Development Lifecycle) の導入
• Atlassian Service Collection の発表 — サービス管理を統合する新スイート
• Software Collection の発表 — Rovo Dev Agent が正式提供(GA)となり、開発生産性可視化ツール「DX」を新たに統合
• Rovo Studio の発表 — モジュラー構成のスキルを組み合わせ、ノーコードでAIエージェントやワークフローを構築可能に
• Rovo Search の発表 — 50以上のコネクタを備え、JiraやデスクトップアプリからAI検索・チャット・エージェント操作を一元化
詳しくはこちらからもご確認いただけます。
今回のキーノートでは、これまで以上にAI活用が全製品に統合され、
Atlassianが“クラウドAI企業”として次のフェーズへ移行する方針が示されました。
Intercomは同時期にニューヨークで開催されたイベント 「Pioneer 2025」 にて、
AIカスタマーサポートの進化版である Fin 3 を正式発表しました。
Fin 3では、AIと人間の連携をさらに高度化し、「Unified Customer Agent」 という新しいサポートモデルを提唱しています。
主なアップデート内容:
• Fin 3発表 — マルチチャネル対応と文脈理解力の向上
• AI–Human Handoff — AIが適切なタイミングで人間に引き継ぎ
• Contextual Memory — 顧客履歴を自動で理解・要約
• Proactive AI Responses — 顧客行動予測に基づく対応提案
• Workflows連携の強化 — 自動化されたエンドツーエンド運用
これにより、企業はより自然で一貫した顧客対応を、AIと人の協働で実現できるようになります。
オンライン報告会:10月31日(木)12:00〜(参加無料)
Team ’25 Europe および Pioneer の現地参加メンバーが、主要セッション内容と実践的な学びを共有いたします。
INNOOVは、AtlassianとIntercomの両パートナーとして、グローバルで進化するAI活用・サービス管理の潮流をいち早く取り入れ、日本企業に最適化された導入支援と継続的な価値提供を進めてまいります。